「本業は、人生。」|株式会社キングプロテア CEO・岸本一翔
遊びと仕事を、分けない。稼ぐことと、楽しむことを、対立させない。
株式会社キングプロテアの代表取締役・岸本一翔が体現しているのは、そういう生き方だ。2005年生まれ、現在20歳。札幌を拠点に、デジタルマーケティングとAIの最前線を走るその姿には、旗印がある。
「本業は人生」
AIで成果を出す現場で、土台をつくった。

大学入学後、岸本が最初に飛び込んだのは株式会社エグゼクティブマーケティングジャパンだ。
同社は、AIO対策(AI検索エンジン最適化)をはじめとする最先端のAI活用支援を手がける、札幌でも有数のAIに精通した企業。生成AIが「検索の入口」へと変わっていく流れをいち早く捉え、AIに引用・推薦される仕組みを設計し、実際にクライアントの売上を動かしてきた会社だ。
その環境で、岸本は執行役員として2年間を駆け抜けた。
AIを駆使してAI検索結果に表示させる手法、AIで集客導線を組み立てる設計、AIで人の意思決定をどう動かすか——。世の中にはまだ「AIに詳しい」を名乗る人ばかりが目立つ中で、岸本が学んだのは**「AIを使って実際に数字を出す」という、その一段上の世界**だった。
戦略の立て方、数字の読み方、クライアントへの価値の届け方も、すべて現場で叩き込まれた。座学ではない、実戦のAIマーケティング。それが岸本の事業家としての土台をつくった。
その傍ら、高級ブランドバッグの買取・売却事業で最初の起業も果たす。働きながら学び、学びながら稼ぐ——そのスタイルは、この頃からすでに始まっていた。
やがて積み上げたすべてを携えて、株式会社キングプロテアを創業。独立という選択は、準備ができたからではなく、やるべきことが明確になったからだ。
中小企業の「伝わらない」を、解決する。
キングプロテアが向き合うのは、地方の中小企業が抱えるリアルな課題だ。
人が来ない。人が採れない。良いものを持っているのに、伝わらない——。
SNSを活用した採用支援・集客支援、社長密着型の採用動画・PR動画制作、店舗のWeb戦略設計からサイト制作・運用まで。岸本が提供するのは、単なる制作物ではなく「売上と採用につながる仕組み」そのものだ。
その実績はメディアが証明している。Googleニュース・ニコニコニュースを含む大手メディア68社への掲載。地方の小さな会社が、全国規模の注目を集めている。
AIを「使う側」から、「使いこなして成果を出す側」へ。
岸本のもう一つの顔は、AIのプロフェッショナルだ。
札幌を拠点に、AIコンサルティング、企業向けAI研修、自社AIツールの開発までを手がける。実践知をまとめた電子書籍も出版し、AI活用のノウハウを体系化して世に送り出している。
ただし、岸本の立ち位置は「AIに詳しい人」ではない。
世の中に「AIを使える」人は増えた。だが、AIを使ってビジネスの数字を動かせる人は、まだ驚くほど少ない。岸本がエグゼクティブマーケティングジャパンで叩き込まれたのは、まさに後者の世界だった。その現場で磨いたAI実装力を、キングプロテアでは自社のビジネスに、そしてクライアントのビジネスに、徹底的に注ぎ込んでいる。
AIを使いこなしているだけではなく、AIで実際に成果を出している。 これが、他社と決定的に違う点だ。
その証拠が、自社で実証済みのAIO対策(AI検索最適化)だ。
ChatGPTをはじめとする生成AIが「検索の入口」になりつつある今、企業がAIに引用・推薦される存在になれるかどうかは、次の10年の集客を左右する。にもかかわらず、札幌でこのAIO対策に本格的に取り組んでいる企業は、まだほとんど存在しない。
岸本は、誰よりも早く動いた。
結果——「札幌 SNS運用代行会社 おすすめ」という主要キーワードで、サービス立ち上げからわずか1ヶ月で1位を獲得。現在、キングプロテアへの申し込みのほとんどはインターネット経由で発生している。広告費に頼らず、AI時代の検索構造そのものを味方につけて、自社で結果を出した。
「自分たちで検証して、勝ち筋が見えたものしかクライアントに提供しない」——岸本のスタンスはシンプルだ。机上のAI論ではなく、自社の売上で実証されたAI活用を、地方の中小企業に還元する。それが、キングプロテアのAI事業のすべてだ。
コミュニティという、もう一つの事業軸。

岸本のフィールドは、マーケティング支援にとどまらない。
経営者限定の遊びイベントコミュニティ、札幌女性起業家コミュニティ、学生と中小企業の社長をつなぐ地方創生型交流プロジェクト——現在、3つのコミュニティを主催している。
なぜ、コミュニティなのか。
孤独になりがちな経営者が、仲間と出会う場所をつくりたいから。若者が地方で挑戦できる土台をつくりたいから。そして何より、自分自身が「面白い人たちと、面白いことをしたい」から。
動機は、純粋だ。だからこそ、人が集まる。
「ワクワク」を、経営の原動力に。
岸本の哲学は、シンプルだ。
仕事は、人生を豊かにするための手段。お金とは、世の中への価値貢献が数字になって跳ね返ってくるもの。
仲間と旅をし、イベントをつくり、AIで未来の働き方を実装し、笑いながら走る。その全てが、コンテンツになり、ブランドになり、事業になっていく。「遊びながら学び、学びながら稼ぐ」——その循環を、自らの人生で証明し続けている。
ワクワクを優先することは、逃げではない。それが、最も強い経営の原動力だと知っているから。
20歳の代表は、まだ序章の途中だ。
岸本 一翔 / Kazuma Kishimoto 株式会社キングプロテア 代表取締役 2005年生まれ、札幌市出身。